調理場はどんなにきれいにしても(栄養士体験記4)

そういえば調理の前の段階のお話をしていませんでした

就業直後の作業

就業時間は8時ですが早く来た人がやかんに水を入れ、ガスの元栓をあけ食洗機を立ち上げます
業者さんがつかう門扉をあけ、やかん六個ほど(家庭用ではない大きいもの)に水を入れたら
一つ以外に麦茶パックを入れ火にかけます

8時には作業が開始できるように15分前にはつくようにしてました

調理現場では避けて通れない虫事情

夏場は半外みたいなところ(明らかに追加されたスペースで雨風はしのげるだけ空間)に
冷蔵庫にいれない食材や調味料を置いてありますがたまに黒い奴が裏返ってます
それを見えないところへ押しやり朝から気分は最悪です☆

虫がとても苦手ですが立ち止まっても仕事は終わりません
虫が苦手な人は潔くあきらめるか飲食業はやらないことをおすすめします苦笑
もちろんいてはいけないので駆除作業は定期的に業者さんがきてやってました
夏場は月に1、2度見かける程度でほぼ裏がってました

ちなみに調理場作業中に見かけても殺虫剤というものをまけないので
道具でしとめることできる人がいないと大騒ぎですね…たぶん

話がそれましたがやかんの水がわく間に着替えます
厨房の奥にお菓子置き場兼作業場という場所が狭く
一気に4人が着替えるのは大変なのでなんとなくで新人は早めにきて着替えるという形でした

作業服は意外におしゃれ

調理の作業着は全面白の作業着で出てる部分は目だけみたいなものを想像されますが
ズボンはそのまま、上に半袖白衣にエプロンを付ける形で普通におしゃれな格好です
エプロンは明るい色のチェック柄でこしまきタイプと普通にかぶって着るタイプの2種類ありました

今でも不思議に思いますが髪が長い人は縛りますがそこではネットとかなしで帽子のみという形
髪が短い人のほうがやばいんじゃないのというスタイルでがっつり帽子から髪の毛出てました

ちなみに夏場は冷房なんて存在しない空間で白衣なんか着てたら倒れること間違いなしなので
Tシャツにエプロンというスタイルで暑すぎてマスクもしてませんでした
しないのは衛生上よくないのはわかりますがまじで暑くて倒れます
夏場の地獄さはまたおいおい書いていきたいと思います

着替えた後は

着替えながら今日の献立を確認し担当ものの段取りをイメージして
その日の献立の難易度を図りつつ翌日のものも確認して忙しそうなら手早くしないとなぁ
など考えたりしました(もちろん慣れるまでのその日の献立を想像するまでですが)
あとから来た人がタイミングよければ沸いてるものを火を止め
着替え終わった人から手を洗いポットにお湯を入れ、麦茶をピッチャーに入れます
夏場は熱いので氷をいれますが業務用の氷全部使っても足りないので前日に氷をためておきます
冬場は廊下にある食缶入れに入れておけば冷めるのでそこに入れてそのまま放置です

未満児は10時ころに一度間食をはさむのでその時に飲める温度にしておかないと大変です
ポットのお湯は職員用と未満児でつかう分だけ入れておきますが
冬場は足りないので沸かすことが多かったです

そこまでを一気に終わらせて全員分のまな板と包丁をセットします
どうでもいいがなぜかこれも新人の仕事で上司や先輩のを出してました

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