設備はしっかり見ておこう(栄養士体験記10)

調理関係の仕事をする場合
設備を見ておくことが何より大事だと思ってます
もちろん人間関係も大切ですがそれは見ただけですぐわかることではないので
なんともいれませんが設備はみることができます

まさかのスチコンがない

スチコンときいてわかる方は調理関係にかかわったことがある方でしょう
普通の人はなんだそれと思いわれるかもしれません

スチコン=スチームコンベクション(オーブン)
正式名称をきいてあぁなるほどとなると思います

家庭にあるオーブンの大きいバージョンで蒸しも蒸し焼きも、焼きもできちゃうものです
大規模なところなら普通はあるはずです
学校の給食はこれがないとさすがに大量調理は難しいでしょう
それかレシピのレパートリーに限りがあるはずです

温度と時間の設定さえ間違わなければスチコンにいれてほかの作業ができ
まとめてたくさんのものを加熱できるので本当に便利

しかし勤めていた保育園にはそれがない!
人数は200人近いのにないのです
置こうとおもっても置き場がないのでおそらく場所を変えない限り無理でしたが

スチコンの偉大さ

だから子供たちが大好きなハンバーグは給食にはありませんでした
ボイルすればいい冷凍のつくねは出してましたがハンバーグはなかったです

スチコンなくてももちろん給食はできますしレパートリーもありました
だけどシュウマイを蒸すのも蒸し器をつかって何度も何度もしなくてすんだし
カップケーキなどのお菓子もつくれたはずです
野菜のボイルもさかなのホイル焼きも簡単にできるんです
煮物も鍋でやってまぜて崩してしまうよりスチコンのほうが楽ですし

スチコンがない場所でハンバーグをだすということは
冷凍のものをだすが完全手作りをうたうなら一個一個焼くということです

ちなみに蒸し器は冬場はあったかいのですが夏場は地獄です

夏場のシューマイ事件

残っていたシューマイが多く冷凍庫を占領していたのでおかずとして出すことにしました
7月ごろだったと思うのですがその日は猛暑日

夏場は給食室は平気で30度なんて超えます
本来なら衛生環境上28度でしたっけ?そんなの冬場しか守れないよって感じでした

シューマイ自体は蒸すだけの楽なものですが
回転釜もつかった状態で2個しかない蒸し器で3回以上やらないといけない
トレーごと入れないとたいへんなので変に隙間ができて蒸す回数が多くなるんですよね

とにかくあつい。真夏のような暑さに蒸されることで湿度もあがります
温度計が35度を超えていたと思います
風通しもよくはないので本当に献立ミスったなと大反省
その日のうちに来年のために組み合わせを変えておきました

現場環境の現実

設備に投資するには膨大なお金がかかるため簡単にはできません
公立のところだとよりできません

給食でつかうものはそこそこ大きいものもあるので設置場所の問題も発生します
無理やり置いたが導線が悪くなったり、使いにくい場面が出てくる可能性もあります
偉い人が必ずしも給食室の現状を把握してるわけでなく、現場の声が届くとも限りません

なので施設の広さ、いまある設備は何なのかはしっかり確認する必要があります
設備を確認してメニューを見てみると大変なのかある程度把握できます

おやつ作りもするならそこのところもみておきましょう

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