アレルギー対応(栄養士体験記13)

乳幼児期にアレルギーがある子もいます
年齢ととともに軽くなったり食べれるようになる子もおおいですが
すべての子がそうなるとは限りません

保育園では0歳児から6歳児まで幅広く未満児さんには意外と多くいました
学童保育もやっていたので小学生のおやつもつくったりしていましたが
小学生でアレルギーの子はやはり少ない感じではありました

アレルギー対応

経験した中で一番重症だった子は小麦、卵、乳がだめだった子ですかね
小麦は調味料系(醤油やみそなど)は平気でしたが、パスタやうどんはダメでした
おせんべいも慎重にだしており、かならずパッケージごとクラスに渡すようにしてました
アレルギーのないおせんべいも定期的に袋ごとわたすようにしてました

小麦アレルギーの子には麺類はキビ麺やお米パスタなどの代用

パンは米粉のホットケーキやパン屋さんに米粉で作ったものがあったのでそちらを頼んだり
個別に対応可能な範囲でした

最も多いのが卵アレルギーの子です
何かと卵は含まれており加工食品の原材料は必ず確認します
一度だしたことがあったとしても毎回確認します
パッケージもとっておき対応できるようにしてました

またスクランブルエッグはだめだけどウインナーなどは大丈夫という2段階にも分けていたので
対応の確認は複雑化しますができるだけみんな同じものを食べれるように対応してました

アレルギー対応の一覧とボード作成

アレルギー一覧はもともとあったのですが配膳をするのは保育士さんです
個別の皿にわけて、名前もかいてだしてはいましたが
ボードをつくりそれぞれのメニューでアレルギーの子がいるのかだれなのかをわかるようにしました

未満児さんの先生にはとてもよかったようで
人数が多いと小鍋でだし、配膳をしてもらうこともあったのでいちいち表を確認せずにできたようです
またこちらも調理前と調理後に確認する体制となり、ミスを減らすことができました

調理前と調理後のダブルチェック

作業の流れを記す指示書がない場所だったので
調理前の確認をするようにし、全員集まって切りものが始まったら担当がメニューを読み上げ
アレルギー対応の確認を全体でするようにしました

担当者だけの責任にせず全体で確認することでうっかりをなくすようにしました
そして保育士さんの最終チェックをするのでアレルギー対応で重篤な事態はありませんでした

人がやることに完全はないのでチェック体制を多くし
慣れているメニューでも必ず確認をするようにし
アレルギーの多い子は特にぬけがないかしっかり確認してました
ただアレルギーが重い子は生死にもかかわるのでいままでのゆるい感じを改善していきました

タイトルとURLをコピーしました