100均のもので水張りはできる!

イラスト

水彩をかくのに100均のものでできるのかという検証をしてみました

テープも使わずにできる方法もあるのでそちらも興味があればぜひ見てください

100均のもので水張りはできる!

水彩をするのに必要なもの水彩絵の具・筆・水・紙は基本です
ただ水彩絵の具で絵をかくのに必要なものは水彩紙という紙です
おなじみの緑とオレンジのマルマンさんのスケッチブックではなく水彩専用の紙が必要になります。

しかしこの水彩紙もちろん普通のスケッチブックより高いです
A424枚で200円ほどで買えますがミューズのホワイトワトソンA415枚で1000円前後
続くかわからないけれど始めたいという場合には少しためらってしまうかもしれません

普通のスケッチブックなどの紙の重さがないものでかくと
紙が水をすい完成するころにはべこべこのものになってしまいます。
小学校の図画工作でかいたものはだいたいべこべこだったかと思うのですがそれです

せっかくかいた絵がまっすぐでないのはなんか嫌ですよね
そこで普通のスケッチブックでもかけるようにした準備をします

それが「水張り」

水張りって?

この言葉知ってましたか?
私は水彩やろうといろいろ調べている途中で知りました。
なので最初のはなんのことかとわからずにいましたし、水彩をやってなきゃ知らなかったまんまだろうと思います

水張りは色を塗る前に紙全面に水を吸わせ板に水張りテープで固定し乾燥させることです
水を吸わせることで紙が柔らかくなりそのまま感想させるともとの形に戻ろうとして縮みぼこぼこになってしまいます
水張りテープで固定させることで乾燥しても縮まずにでき、その状態で水を含んだ絵の具でかいてもべこべこにならずにすむということです

水張りテープってなんだと思いますが水でくっつくテープのことです
要は切手と同じものですね。
あいにくこれは100均では売っていません。
水張りテープは水彩画をやっていこうと楽しめるようなら買ってやるべきです。

今回は簡易的に水張りはできないかと試しました

用意するもの

・10センチ角のMDFボード(ダイソーで6枚セットで売ってます)
・白のクラフトテープ(粘着が強いガムテープがいいです)
・100均のマルマンのスケッチブック(縦が12センチのやつ)
・はけ(水を全面に塗るためのものでちょっと大変だが筆でも大丈夫です)

やり方

鉛筆で下書きは先にしても水張りしてからでも大丈夫です
さきにペンで線画をかく場合は水でにじまないものにしましょう
紙の大きさは縦は12センチなのでそのままで横は16センチぐらい

・絵をかく面(表)にはけで水を含ませ3分ほど待ちます
 (四隅・端までしっかり、塗り残しがないように傾けて水がたれるようなら少しふき取ってください)
・表が触って湿っている程度に乾いたら裏も同様にはけで水を含ませます
・裏面に水を含ませたら板を中央に置きはみ出た紙で板を包むように折り込みます
・上、下とクラフトテープで貼り付け、左右と貼り付けます
・1時間以上待って乾いたら絵をかけます(急激な乾燥ははがれやすいのでおすすめしません)

こんな感じで包んでテープではります

表面があまり水が残っているとクラフトテープがはがれやすくなるため
しばらく待ってから裏面の作業に入ります
粘着力が弱かったり、紙の部分に張るテープの面積が少ないとはがれやすいです

注意

水彩紙ではないので同じところを何度も塗っているとと表面がけば立ってしまい
紙のカスがでて最悪穴があいてしまいますので注意してください

にじみの表現は水彩紙のようにはいきません

絵がかける部分が10センチ×10センチなんて小さいと思いますが
もう少し大きいサイズとなるとやはりテープがはがれてしまい紙が波打ってしまいました。
なにもしないよりはだいぶましですが気にはなりますね

まとめ

簡易的でサイズが小さいですが100均のもので水彩画をかけます!
やってみて続けたいなと思えたら水彩紙でかいたり、水張りテープでやってみるのがいいでしょう

タイトルとURLをコピーしました