糖質=炭水化物という認識はありますでしょうか?
三大栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質の一つにあたる炭水化物
細かく定義するなら「炭水化物-食物繊維=糖質」となるので食物繊維がゼロの場合は炭水化物=糖質となります
そして糖質は単糖類・二糖類・多糖類の3種類に分けられ、これらを糖類と呼びます
FODMAPでは二糖類(乳糖)、単糖類(フルクトース)を多く含むものが高FODMAPと呼ばれます
今回は二糖類と単糖類について調べてみましょう
乳糖(ラクトース)
こちらは前回のオリゴ糖とは違い小腸にあるラクターゼによって分解されるものです
しかし、このラクターゼは離乳してから減っていくもので分解ができないと大腸内で浸透圧を挙げてしまい下痢やガスの発生腹痛などが起こりやすくなります
もちろん過剰摂取でもこのような症状にはなります
おおまかにはオリゴ糖で起こす腹痛と同じ理由のようです
本来は乳酸菌の栄養源にもなるので腸の健康に役立つはずの栄養素です
乳糖が含まれているのはもちろん牛乳で牛乳をつかった乳製品にも含まれています
牛乳には食物繊維は含まれていないかつ糖質の99%は乳糖らしいので炭水化物=乳糖の量とみていいでしょう
ヨーグルトは作る際に乳酸発酵によって乳糖の量がへっているため
またチーズは作る際にホエイといっしょに乳糖もでているので乳製品でも食べれる可能性が高まります
ラクターゼの量は個人差があるため一概にどこまでどれくらいのもが食べれるかはだれも言い切れません。
フルクトース
フルクトースは果糖の一種で糖の中で最も水に多くとけるようです
コストも低いかつ強い甘さがあるため多くの食品や飲料につかわれます
フルクトースは優先的に分解されガラクトースになりますが
過剰に摂取しすぎると小腸で吸収できず、浸透圧が高まります
フルクトースを多く含む食品ははちみつや果物(なし・リンゴ・サクランボなど)
果物は甘いので低FODMAPにいたとしても食べすぎては同じなので注意しましょう
まとめ
今回はFODMAPでの糖類のことを調べてまとめてみました
いきなり全部食べないでやるのは大変だと思うのでよく食べるものを量をへらしたり
代用可能なものがあればそちらを使ってみましょう