寒天とゼラチンの違い

寒天とゼラチンの違いご存じですか?

成分の違い

ゼラチンの主成分はコラーゲンという動物性たんぱく質
寒天はテングサなどの海藻を煮たところてを凍結、脱水乾燥させたもので炭水化物

食感はゼラチンはプルンとしてくちどけがいいです
寒天は逆にほろっとした歯切れがいい感じです

栄養価の違い

ゼラチンは寒天との比較対象にされますがカロリーは寒天よりは高いですがいうほど高カロリーではありません
大さじ1(11g)でエネルギーは38kcal、たんぱく質は9.64g、カルシウムは1.76g、鉄0.08g
ビタミンB12、葉酸、ほかミネラルも微量含んでおります

寒天はカロリーが低く食物繊維があります
一食分2.2g中にカロリーは3kcal食物繊維は約1.5g、カルシウム10mg、鉄0.2g、ほかにはヨウ素、クロムなど含んでいます

大きな違いはたんぱく質と食物繊維ですかね

うまく固まらない理由

ゼラチンは沸騰させると固まりにくくなります
融解温度は60度なのでその温度以上にはしましょう
また生のパイナップルなどたんぱく質分解酵素がふくまれており固まらない可能性が高くなります(缶詰はちゃんと固まります)
レモン、オレンジなどの酸がつよいものも分解する作用があります

ゼラチンの凝固温度は20度以下でなので冷蔵庫で固めます
一度固まったものを冷蔵庫から出したままおいておくと再び溶けるので
食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう

寒天は融解温度は90度以上なのでちゃんと煮溶かしておかないと固まらなくなります
こちらも酸のあるものを一緒に煮溶かそうとすると固まらなくなります

寒天の凝固温度は50度以下なので常温でも固まります

またどちらも冷たいままの温度のものと合わせると一部が固まり
全体がうまく固まらないので必ず温めたものを混ぜましょう
沸騰させてはいけないもの酸の強いものは直接ゼラチンや寒天を入れるのではなく
ゼラチンの場合は水でふやかし、寒天の場合は少量の水でに溶かしてから合わせるといいです。

まとめ

ゼラチンと寒天の違いについて知ることができました
融解温度の違いでうまく固まるかの違いは大きいですね

うまく固まらないということがあったらこれらの注意点をを気にしてみるといいですね!

寒天ゼリーだけじゃなくこのような寒天を汁物に入れてもOK
不足しがちな食物繊維がとれるのでとてもいいです

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