毎週カレーでも飽きない(栄養士体験記3)

調理場献立にもよりますが基本調理の終盤、洗浄の終盤以外は忙しいです
やることが次から次へとあるので順序よくこなす必要があります

社会人の基本でメモをとることなんてできる暇もなく休憩中にメモしたりしてました
なれたらそんなメモいらないぐらいのことばかりでしたが…

離乳食担当の仕事

未満児(0・1・2歳)の主食はこちらで用意するので麺の日以外はごはんを炊きます
2升ぐらいは炊きますかね?食べる時期はさらに炊飯器用意して炊きました
家庭用炊飯器で軟飯を炊きそこから水を入れおかゆ、つぶしがゆ、おもゆを必要分用意します

おもゆという存在がわからず思わず調べました
おかゆを煮込んだ時の上澄みで離乳食の初めにたべるものです

離乳食担当はスティック野菜用を切って煮込んでいる間に
サラダに使うきゅうりをスライサーで切ります
ほかに切るものが残っていたら基本手のついてないものからやります
切るものが少なく手が空いているときは翌日のニンジンと玉ねぎを切ってしまいます

大量調理では加熱ものは前日に切っておくのが定番です
2年目以降はこのタイミングで切れることも多くなり作業が早くなったということでしょう
1年目はそこまで余裕のない日ばかりでしたのでおやつの支度が終わってから切ってました

月曜日はカレーの日

一年目で終わりを見せたのですが月曜日はカレーなのでジャガイモの処理が必要です
基本ひと箱はあるので手で向くのは大変ということで皮むき機があったのですが
それは表面を削って皮をなくすようなもので芽が取れないのでそこからは手作業になります
カレー担当者ではなく新人の仕事のようでこれが毎週月曜日にありました

冬場は水が冷たく、ほぼ外に置いてあったのでとにかく寒かったです
その機械を洗うのも重たく夏場はうまく洗えてないと異臭がします

ジャガイモの皮がむけた状態のものをみつけどうにか交渉してその仕事とはおさらばしましたが苦笑

このジャガイモの担当は離乳食の人というより新人の仕事でした。
ジャガイモひと箱皮むいている間にほかのことでできたらいのですが
ふたが外れたりいもが飛び出てきたりしたのでその場で待ちです

カレーなのでニンジン玉ねぎを基本としてこれが一番簡単なやつで
夏野菜カレーやキノコカレーだったりすると切るのは多くちょっと大変でした
そんなときはサラダが楽なミックスフルーツにしたりと調整はしましたが
それに気づくのは夏ごろつまり秋ごろの献立からですね苦笑

アレルギーの子は定番のかれーの王子様を使ってました
お子様向けなので甘口で辛くはないです

火曜日とそのままつづけていくと長くなってしまうので
火曜日以降のお話はまた今度にしましょう

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