今回は布への色付けの実験です
使用材料
アクリルガッシュ・透明水彩絵の具・布絵の具
水の代わりにファブリックメディウム・つやなし水溶性ニス
それぞれの画材だけのものとファブリックメディウムを足したものでためしたのと
水彩絵の具にはつやなしニスを水の代わりに使用したものも試してみました
塗った感じ
筆とスポンジで塗ってみました
筆は塗りにくくスポンジのほうが塗りやすかったです
スポンジは100均で売っている化粧用スポンジを小さくして使用してみました
アクリルガッシュは粘度が高いので塗りにくいですね
布なので水を吸いやすいための塗りにくさは全体を通してそうでしたね
水彩絵の具はアクリルより塗りやすい
つやなしニスを追加したのは少し白が混ざった状態になりますが塗りやすかった
布絵の具は水なしだとアクリルほどの塗りにくさはないですが
水やメディウムを足すと塗りやすかった印象です
乾いた感じ
アクリルと水彩は塗ったところがかたくなりごわついてました
アクリルのほうがよりごわついてた感じです
布絵の具はごわつきもなくちょっとかたいかなという感じでとてもよかったです
アクリルと水彩は厚めに塗るとひび割れがきになるところです
洗ってみた感じ
まず水に5分ひたしてみて色落ちするか試しました
水彩はこの時点で水が色水になっておりほかの部分への色移りが見られたので終了
メディウムの量の問題もあるかもしれませんが気持ち色移りがすくなかったのかなという程度で
たいした差はなかったですね
ただつやなしニスを混ぜたものは色水にもならず色移りもなかったので洗濯実験してみます
アクリルと布絵の具は若干水色がついたのかなというかんじだったので
最初の洗濯は単体で洗うことがいいかなと思いました
水彩絵の具+ニスはこんな感じ
同じ緑の色をつかってますが薄い緑になってますね
洗濯(手洗い)実験の結果
水に浸し液体洗剤(今回はトップ)で泡立つようにごしごしと30秒洗いました
すすぎは5回ほど、絞るのはぎゅっと絞りました
もう少し優しく洗えば状態は少々よくなるとは思います
水彩+つやなしニス
ごわつきは少々気になる
若干色は落ちている
ニスを含んでいるので肌に直接触れる部分にはおすすめしない
ビビットな色合いは出せないが使える方法
アクリル絵の具はところどころはげてしまい色も薄くなった
洗濯をしない作品や一度きりのものならアクリルでもいい
洗えば少しはごわつきが少なくはなるので優しく洗って使用してみるのもいいかも
布絵の具は色が剥げることもなくしっかり色がついたまま
布専用の絵の具ということでこれを使うのがいい
洗濯機で一緒に洗濯するは色移り覚悟のうえで布絵の具なら大丈夫かなぁという感じです
責任はとれませんのでいやなら手洗いが安全ですね
使用したのはターナーの布絵の具です
白も濃いのがあったり、スクリーントーンで使えるメディウムもあります
ほかのメーカーさんのものも試してみたいですが
まず簡単にできそうなものでの実験をしてみました
ランキング参加中